外傷後の痛み
最近、外傷後のお体の不都合で来られた方が連続しました。
外傷後のお体は 日常生活での痛みとは少し異なった感じがあるので
書いてみます。
外傷は多くの場合、普通の生活では想像できない方向へ、想像以上の圧がお体にかかることが多い。
例えば真後ろからの追突事故ではクビが大きく前後に振られることで、首の痛み、ムチウチの症状が出ることが知られています。
整体でも首の痛みで来られることが多いですが、全身をチェックすると首はもちろん、肩、腕、手首、そして足や背中の緊張もとても高いことが多く見られます。
ご本人も首だけでなく「そういえば最近は足も、背中も痛いんです」と言われます。
多分追突の瞬間、腕や足に力を入れて咄嗟に体を庇っていただろうな と想像しています。
その時は気づかなかった痛みですが、気持ちも徐々落ち着いてきた時、身体中の不具合を感じるようになるようです。
そしてこれらの痛みはレントゲンを撮っても骨には特に異常がみられないことが多いのに、痛みはある。
外傷で気分的にも凹みそうなのに、外傷以外のところまで痛くて、
その上 レントゲンでは何ともないとなると、つらいですよね。
こんな時、整体ではお体全体のバランスを整えていきます
想定外の方向から、想定外の圧がかかってしまったお体は、その圧に対応するためにとても頑張りました。
頑張った部分を丁寧に見つけ出して、丁寧にほどいていきます
。
お体全体が気持ちよく動けるようになって、少しでも外傷のショックが和らいでいくと良いな、と思っています